松下幸之助翁。
言わずと知れた、パナソニック(旧松下電器産業)グループ創業者です。
日本を代表する大企業を一代で築き上げ、「経営の神様」とまで称されたこの偉大な経営者の教えは、没後30年・パナソニック創業100年を超えた今でも、決して色褪せません。
それどころか、日本企業が「失われた30年」と言われた停滞を抜け出し、令和の時代に新たな飛躍を遂げるために、日本の経営者にとって最も大切な「答え」を与えてくれると言っても過言ではありません(その理由・内容とも動画の中で明かします)。
しかし、松下翁の教えや格言が今でも書籍や記事などで絶え間なく取り上げられる中、松下翁の「本当の教え」は、果たして今正しく伝えられているのでしょうか?
没後30年を経て、松下翁と直接会ったことがある方さえ減ってきている中で、松下翁とともに実際に仕事をし、直接指導を受けた経験のある方など極めて少ないのが現実です。
松下翁の講演や書籍から引用した「また聞き」の言葉から、その奥底にある松下翁の真意を汲み取ることなどできるでしょうか?
そんな状況を憂い、
と語るのは、江口克彦先生。
江口先生は、松下電器産業株式会社入社後、PHP総合研究所に異動、松下幸之助氏の秘書となり、その後36歳の若さで松下翁からPHP総合研究所の経営を任されました。
実は当時のPHP研究所は、売上9億円、30年間赤字続きの会社でした。
江口先生は、その会社を34年間で売上250億円、内部留保80億円、社員300人の企業まで育て上げられたのです。
その成功の背景には、もちろん松下翁による指導がありました。
しかも、並大抵の指導ではありません。
PHP研究所に異動してから23年間、昼夜もなく土日もなく毎日・毎晩、指導を受けていたのです。休みといえば年始のたった2日間で、もう3日目には松下翁から呼出しがかかって、2人でおせちを食べていたそうです。
文字通り、松下翁の側近にして「直弟子」だった訳ですが、松下翁の指導は、いつも「禅問答のようだった」と、江口先生は振り返ります。
松下翁の側で仕事をするようになって2年ほどの冬。京都の松下翁の別邸、真々庵でいつものように2人でお茶を飲んでいた時のこと。
木枯らしが吹き、杉木立のひゅうひゅうと鳴る音が聞こえていた折、突然松下翁から、
と言われたそうです。江口先生はその時、松下翁が何を言っているのか意味が分からず、ただ「はぁ、そうですか」と返事をしただけ。
しかしその言葉が頭から離れず、後日その奥底にある松下翁の真意に気づいた時、江口先生は「体が凍る思いがした」そうです。
その真意とは何だったのか、それをどのように仕事や経営に生かしてこられたのかは、直接江口先生からお聞き下さい(動画の中で明かされます)。
この話から分かるように、松下翁の「本当の教え」を理解し、それを実際に現場に活かすためには、表面的に言葉をなぞるのではなく、その言葉の奥底にある真意、松下翁の「心」を汲み取ることが大切なのです。
江口先生は、松下翁から23年間もの間、毎日・毎晩、指導を受け続け、その言葉の奥底にある「心」を汲み取ってこられました。
そして、PHP研究所の経営責任者として34年、松下翁がこの世を去った後も、その教えを愚直に実践し、大きな成果を上げられたのです。
さらに松下電器理事、参議院議員、内閣官房道州制ビジョン懇談会座長などを歴任。
李登輝基金會最高顧問、台北駐日經濟文化代表処(台湾大使館)顧問も務められ、台湾や李登輝元総統との親交も深く、日本と台湾で数々の叙勲も受章されています。
そして現在は、松下幸之助哲学・松下幸之助経営の伝道者として精力的に活動され、江口先生の指導を受けた経営者の中からも、飛躍的な業績を上げられる方が続出しています。
そんな江口先生は、まさしく、松下翁の哲学・思想・経営の真の実践者・伝道者にして、
と言えるでしょう。
このたび、その江口先生に、ナマの松下翁とその「本当の教え」、それをどのように経営に活かせばよいのかを直接インタビューした内容を無料で公開します。
無料公開する理由は2つあります。
一つは、日本企業が「失われた30年」と言われた停滞を抜け出し、令和の時代に新たな飛躍を遂げるために、今こそ必要な松下翁の「本当の教え」、他に誰も語ることのできない松下翁の真意を一人でも多くの方に知っていただくため。
もう一つは、松下翁の「直弟子」である江口先生にお願いして開講を決定した、松下翁の「孫弟子」を育成する塾の募集を行うためです。
2020年。御存知の通り、56年ぶりとなる東京オリンピックが開催される年です。
56年前の1964年が、戦後の日本経済復興のシンボルとなったように、2020年が、令和時代の幕開けとともに始まる日本経済復興のシンボルとなることを願って、本企画を実施します。
ぜひあなたも、日本を代表する大企業を一代で築き上げ、「経営の神様」とまで称されたこの偉大な経営者の教えを学び、2020年を最高の一年にしてください。
お役に立てることを、心より願っています。
1940年名古屋市生まれ。愛知県立瑞陵高校、慶應義塾大学法学部政治学科卒。政治学士、経済学博士。
元参議院議員、PHP総合研究所元社長、松下電器産業株式会社(現パナソニック株式会社)元理事、内閣官房道州制ビジョン懇談会座長など歴任。
故松下幸之助氏の側近とも言われ、23年間ほとんど毎日毎晩、松下氏と語り合い、直接、指導を受けた松下幸之助思想の伝承者であり継承者。松下氏の言葉を伝えるだけでなく、その心を伝える講演、著作は定評がある。現在も講演、執筆に精力的に活動。
著書に「凡々たる非凡―松下幸之助とは何か」(H&I出版社)、「正統派リーダーの教科書」「松下幸之助はなぜ成功したのか」「ひとことの力―松下幸之助の言葉」「部下論」「上司力20」(以上、東洋経済新報社)など多数。
1976年富山県高岡市生まれ。東京大学ならびに同大大学院卒業後、複数のコンサルティング会社を経て、2005年よりセミナー・講演のポータルサイト「セミナーズ」を運営するラーニングエッジ株式会社に経営陣として参画。
世界トップレベルの研修コンテンツを日本で普及させる活動を行う。
2011年4月、株式会社リアルインサイト設立、代表取締役に就任。
全国の経営者や起業家向けにコンサルティングや講演を行いながら、関わる全てを幸せにする”十方よしの経営学”『日本発新資本主義経営』を広めている。
2013年8月に「日本人に真実を、誇りを、民力を」をスローガンに、政治・経済・歴史メディア「ザ・リアルインサイト」、2015年7月には「賢い消費者と心ある生産者が世界を変える」をスローガンに、医食住メディア「元気の学校」を立ち上げ、マスコミが伝えない真実を発信し続けている。
著書に「売れる仕掛け」「逆説の仕事術」「「コラボ」の教科書」がある。